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吃音(きつおん)について
こんにちは! 言語聴覚士の土岐です! よろしくお願いします( `・∀・´)
初のコラム投稿なので拙いですが、ぜひ見て行ってくださいね♪
今回ご紹介したいのは…
「吃音(きつおん)」について、お話ししていきたいと思います🌟
吃音(どもり)とは、「話しはじめるタイミング」の障がいと言われています。 吃音は2~4才頃に人口の約5%のお子さんが発症し、その中で約4割の子が急に発症していると統計がとられています。
吃音の症状として
・おはなしする時に、はじめの音を繰り返す(連発:例「ぼ、ぼ、ぼ、ぼくね」)
・音のひき伸ばしがある(伸発:例「ぼーーーーくね」)
・音がなかなか出ずつまってしまう(難発、阻止またはブロック:例「・・・・・・ぼく」)
吃音、チック症、読み書き障害、不器用の特性に気づく「チェックリスト」活用マニュアル|厚生労働省(PDF/外部リンク)
こういった症状の他に、コトバを出そうと身体を動かしてタイミングを計ったり、顔や腕などが力んだりしてしまうといった本来おはなしに必要がない動作が伴うことがあります。
お子さんが成長し、学習や環境等に変化が出てくると
・話しはじめのコトバが出にくい事が多い
・言いやすいコトバ、言いにくいコトバがある
・調子の良し悪し、おはなしをする場面や状況によって症状の出やすさが変わる
・「どもってしまったら…」という予期不安や、どもったことへの気持ちの落ち込みがある
・「どもりたくない」気持ちが強くなり、必要以上に会話をさけたりする
といった事も…
【原因はなんなの?】
こう思われる方は少なくないと思います。
原因や治癒の過程についてはハッキリと解明されていないみたいなのです。
よく「親御さんの育て方がよくない」とか「保育・幼稚園、学校側に問題がある」とか「まねしたら移った」などといった誤った認識をされる事が多くあります。それによって、いじめや差別などが起きて心を痛めてしまう方も多いのです…。
【生まれもった体質(遺伝子といった内的要因)】や【本人を取り巻く環境(外的要因)】も関係しているのではないかと2000年以降の遺伝子研究により分かったとされています。
まだまだお伝えしたい事はありますが、今回は以上とさせて頂き、
「どうやって接すればいいの?」
「治療法はあるの?」「自然に治るの?」
「園・学校にはどう伝えたらいいの?」
こういった質問も多くあると思います。
次回の記事で、出来る限りの事をお伝えできればと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m