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卑弥呼の歯がいーぜ!?

コラム

こんにちは🌞言語聴覚士の松永です😀

最近、保育園や学校の給食で食べ物をのどに詰まらせた…というニュースをよく耳にしますよね…😥

食べ物を安全に飲み込むには、しっかり咀嚼することが大切なのですが、そもそも、『咀嚼(そしゃく)』とは、「食べ物を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、やわらかく飲み込みやすい塊にすること」を言います。

では、私たちは普段、1回の食事でどのぐらい噛んでいるのでしょう。さまざまな時代の食事を再現し、その食事1回あたりの咀嚼回数を調べたデータがあります。弥生時代と比べると、現代の咀嚼回数はわずか1/6になっていることがわかりますね。

忙しくなった現代では、食事の時間を惜しんで、噛む時間が少なくて柔らかい食品が主流になってきました。

『日本咀嚼学会』という学会では、噛むことの効用を咀嚼回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて『ひみこのはがいーぜ』と言われています。

                              公益財団法人 福井県予防医学協会

このように噛むことには、いいことばかりなのです❕❕

次回は、噛む力をつけるためにできることについてお話ししたいと思います♪