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「人との関わりがうまくいかない子」の共通点—―――非認知能力という視点

コラム

こんにちは。縄本です。今回は非認知能力について書いてみます。

「どうしてすぐケンカになるんだろう?」
「なんでそんな言い方をするんだろう?」
「友達とうまくやってほしいのにな…」

みなさん、こどもの人間関係で、こんな悩みを感じたことはありませんか?

実は、これは性格の問題ではなく
「育っている力の違い」かもしれません。

どんな力が育ったら良いのか、それは非認知能力です。

■ 非認知能力ってなに?

非認知能力とは、テストの点数では測れない
心や行動に関わる力のことです。

例えば
・気持ちをコントロールする力
・相手の気持ちを想像する力
・うまく伝える力
・我慢する力
・関係を続けようとする力

こういった「人と関わる土台」になる力です。

■ 学校や日常で起きるこんな場面

・すぐ怒ってしまう
・思ったことをそのまま言ってしまう
・友達の気持ちを考えられずトラブルになる
・仲直りができない
・集団のルールにうまく乗れない
・一人になりやすい、孤立しやすい

これらは「わがまま」や「性格」ではなく、
非認知能力の未発達が関係していることが多いです。

■ なぜ人との関わりに非認知能力が必要なのか?

人間関係には「正解」がありません。

だからこそ必要なのは──

・一度立ち止まる力
・相手の立場を考える力
・感情をコントロールする力
・関係を壊さないようにする力

つまり、勉強ができるいわゆる、頭の良さ(認知能力)だけでは対応できない領域です。

■ うまくいく子の違い

人との関わりがうまくいく子は、特別な才能があるわけではありません。

・イラっとしても少し我慢できる
・嫌なことがあっても言い方を選べる
・うまくいかなくても関係を続けようとする

こうした小さな力の積み重ねが、結果的に
「友達とうまくやれる子」になっていきます。

■ これから大事にしたいこと

こどもに「優しくしようね」と言う前に、少し立ち止まってみてください。

その子は今、
・気持ちを整理できているのか?
・どう伝えればいいのか分かっているのか?
・失敗してもやり直せると思えているのか?

これらがまだ難しい状態で注意だけしても、
行動が変わることはなかなか難しいです。

■ 最後に

非認知能力は、教え込むものではなく
日々の関わりの中で育っていくものです。

そしてそれは、
「ダメ」と止めることよりも
「どうすればよかったか」を一緒に考えることで伸びていきます。

もし今、こどもの人間関係で悩んでいるなら──
それは性格の問題ではなく、育ちの途中かもしれません。

人と関わる力は、一生使う力です。
その土台になるのが、非認知能力です。

次は、どうやったら非認知能力が伸びるのかお伝えします。

ご視聴ありがとうございました。