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伝えたいのに伝わらない…その理由と育て方
こんにちは!言語聴覚士の松永です😊
「言いたいことはあるはずなのに、うまく話せない」「話し始めるけれど、途中で何を言いたかったのかわからなくなる」
そんな様子に、もどかしさや心配を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
実はこれは“言葉の量”の問題だけでなく、“考えを整理する力”が関係していることがあります。
なぜ整理できないの?
子どもが話すためには、次のような力が同時に必要です。
- 何を伝えたいかを思い浮かべる
- 順番を考える
- 必要な言葉を選ぶ
- 文の形にして話す
このうちどれかが難しいと、
・話が飛ぶ
・同じ言葉を繰り返す
・「えーっと…」が長くなる
といった様子が見られます。
言語療育で大切にするポイント
言語療育では、「ちゃんと話しなさい」と求めるよりも、整理しやすい形を一緒につくることを大切にします。
① 見える形で整理する
・絵カード
・写真
・簡単な図(①→②→③)
目で見て順番がわかると、頭の中も整理しやすくなります。
② 質問をしぼる
「どうだった?何したの?」ではなく、
- 「どこで?」
- 「だれと?」
- 「なにをした?」
一つずつ聞くことで、考える負担を減らします。
③ 短い文でOKにする
最初から長い説明は必要ありません。
「公園・行った」
「ブランコ・した」
このようなキーワードや二語文も、立派な表現です。
④ 大人が整理役になる
子どもの話をそのまま言い換えて、
「公園に行って、ブランコをしたんだね」
と返すことで、正しい文の形を自然にインプットできます。
家庭でできる関わりのヒント
- 話を急がせない
- 間違いをすぐ直さない
- 「伝えようとしたこと」をまず認める
話すことが「難しい」から「伝わった!」に変わると、子どもは少しずつ自信をつけていきます。
最後に
考えを整理して話す力は、一朝一夕では身につきません。
でも、整理しやすい経験を重ねることで、少しずつ育っていきます。
「うまく話せない」の奥にある困りごとに気づき、寄り添うことが、大切な第一歩です🚶♀️
最後までご覧くださり、ありがとうございました😌

