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📚「勉強が苦手」✏️
こんにちは。作業療法士の井筒です。
新学期が始まって、約3週間経ちますが学校の生活リズムには慣れてこられましたか?
進級に向けて、子ども達の学習内容も難しくなってきていますよね💦
「勉強が苦手なんです。どうしたらいいですか?」という相談は、子ども達や親御さんからも多い内容でもあります。
「勉強が苦手(嫌い)」な理由として、学習内容が分からないことの前に、
次のようなことも考えられます。
・ダラダラしている、遊んでいる、集中していないと思われて注意を受けてしまう。(姿勢保持困難、注意力散漫、集中力低下)
・ノートに書き写すのに手間がかかり、内容(先生の話)を聞き逃してしまう。(注意の分配が苦手)
・書き終えていないのに消されてしまい、やる気や自信がなくなる。(板書を書き写すことが苦手)
などです。
ここで、『板書を書き写すこと』に必要な能力について細かく考えてみると、、、
①遠くの黒板を見る
どこに書いてあるかさがす⇒文字を読む力は?漢字は読める?
②文字を記憶する
どこまで記憶したか覚えておく⇒文字認知は?文節で区切れるか?
③視線をノートに移す
ノートはどこから書き始めるか考えておく⇒眼球運動はスムーズか?
④文字を(一音ずつ頭の中で出しながら)一文字ずつ書く
⇒えんぴつの持ち方、動かし方は?記憶は?
(⑤忘れてしまったら(漢字など)また黒板を見てさがして覚える)
⑥さっき書いた文字の次の文字に視線を移動して、続きを覚える
⇒眼球運動は?
これらの工程を繰り返す必要があります。結構複雑な処理が必要になる事がわかりますよね💦
さらには、同時に先生の話を聞く(注意の分配)という作業も必要です。
学校によっては、音読の際にリーティングルーラー(読む箇所を分かりやすく示す道具)を使ったり、書写を減らしてタブレット学習を中心とするなどお子さんにとってより良い方法をとっている学習方法もあります。
また、療育の場面では【ビジョントレーニング】を取り入れており、視覚機能を高め、書く力、読む力、集中力、注意力、記憶力、イメージ力、運動コントロールなどを高めていけるよう支援しています。ビジョントレーニングについては、またブログなどでも詳しくお知らせしますね✨
来所されているお子さんがどの部分で躓いているか見極めながら、遊びや療育に取り入れていきたいと思います。ご相談があられる場合はスタッフに教えていただけると、どういった練習を取り入れていくかなど、お子さんにとってより良い方法なども一緒に考えていきたいと思っております。
本年もよろしくお願い致します。

